高齢出産への道のり

高齢出産の育児

退院後の育児

高齢出産の方がよく口にするのが「産んだ後の方が大変だった」ということです。妊娠から出産、そして育児までの過程は、予想以上に体力を使います。特に高齢出産の場合は、若い世代より体力の回復が遅くなります。

産後すぐに頑張るよりは、1ヶ月くらいは無理せずに、ゆっくりと生活した方が後々の育児が楽になります。

退院後は、気づかないうちに疲れがたまっているものです。授乳や沐浴などで腱鞘炎やぎっくり腰になる人も珍しくありません。長時間同じ姿勢をとらない、腰をかがめた姿勢を続けないなど、日常生活の動作を見直してみましょう。

育児では、夜中の授乳やおむつ替え、寝かしつけも大変です。加齢とともに、一度起きてしまうとなかなか眠れなくなるので、睡眠不足になって体力を消耗します。これが引き金となって、産後うつに陥る場合もあります。分担できるなら家族に協力を頼んで、ゆっくり眠る時間を作りましょう。

育児に必要なのは、体力よりも忍耐力かもしれません。初めての赤ちゃんを前にして、思い通りにいかないこともたくさんあります。特に高齢出産の人は、やっとできた大事な赤ちゃんだからと、育児完璧主義に陥りがちです。仕事や家事に加えて育児も完璧にこなそうとすると、心身ともに負担が大きくなります。育児は周囲の人にも協力してもらい、家事は手抜きできるところは手を抜いて、と楽な気持ちでかまえましょう。

社会経験を積み、さまざまな試練を乗り越えてきた高齢出産の方は、きっと精神力も忍耐力も強いことでしょう。赤ちゃんに対しても冷静に、かつ大らかに抱きとめてあげてください。

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