高齢出産への道のり

高齢出産の妊娠中

食生活

妊娠中は、自分自身の体と胎児の成長のために必要な栄養を、毎日の食事でバランスよくとらなくてはなりません。1日3食きちんと食べることは、安産のための必須条件です。

妊娠中、特に必要な栄養素は、鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル類と、ビタミンC、D、E、葉酸などのビタミン類です。 鉄分やカルシウムは、胎児の体を作るためにも使われます。そのため母親の体から失われる分も多いので、毎日の食事でしっかり補充しなければなりません。ビタミンCやEは免疫力を高め、女性ホルモンの分泌を維持します。葉酸は近年注目されている栄養素で、胎児の細胞の発達に必要なものです。体内では作られないので、食物やサプリメントで摂取しましょう。

妊娠中は大きくなった子宮の圧迫や女性ホルモンの働きで腸の動きが悪くなり、便秘になりやすいので、食物繊維を多く含む野菜類はしっかり取っておきたいものです。

逆に取りすぎに注意しなくてはならないのは、塩分、脂質、食品添加物などです。塩分や脂質の取り過ぎは肥満の原因となり、妊娠高血圧症候群や難産につながります。

栄養バランスとともに、毎日できるだけ同じ時間に食事をすることも大切です。特に夕食は夫の帰りを待つ人が多いのですが、食事が遅くなると生活のリズムが狂って、肥満の原因にもなります。帰りが不規則だったり遅くなる場合は、先に食べることを許してもらいましょう。

食生活の改善は、高血圧など生活習慣病の予防や、腰痛、便秘などの解消にも役立ちます。母親が健康な体を作ることが、健康な赤ちゃんの誕生につながります。

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