高齢出産への道のり

高齢出産の出産

産後うつ

出産後、精神状態が不安定になってイライラしたり、急に気分が落ち込んだりという状態になることがあります。こうした症状をマタニティー・ブルーと言いますが、これは出産によるホルモンバランスの変化から起こるものです。

出産後は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが減少しますが、エストロゲンが減ると快楽ホルモンであるセレトニンが減少します。そのため、精神状態が不安定になってしまうのです。

出産した女性の約20~30%がマタニティー・ブルーになると言われており、早くて産後2、3日目から症状が出始めます。たいていは一過性のものなので、出産に伴う体調の変化の一つととらえ、悲観的にならず、リラックスして過ごしましょう。

しかし、マタニティー・ブルーが重度になると「産後うつ」になります。産後1ヶ月から6カ月頃にみられ、治療を要するとされる中?重度のうつ状態になるのが特徴です。実家で出産した人が、自宅に帰って発症することもあります。

まじめな性格で、子育てに厳密に取り組んでいる人や、核家族で夫の帰宅が遅く、子育ての協力者がいない人などに多く発症する傾向があり、育児に対する不安や焦りが原因の一つと言われています。自分ではうつであることに気づかないこともあり、治療には家族をはじめ周囲の理解と協力が不可欠です。

産後うつに陥らないためには、頑張りすぎず、適度に休みをとって、疲れやストレスをためないことです。子育ては育児書どおりにいかないものと心得て、育児書に頼りすぎないことも大切でしょう。

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